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北朝鮮の「木箱地雷」挑発に関与した林光日氏、偵察総局長に

北朝鮮の「木箱地雷」挑発に関与した林光日氏、偵察総局長に

Posted May. 14, 2020 08:05,   

Updated May. 14, 2020 08:05

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2015年8月に京畿道坡州(キョンギド・パジュ)の非武装地帯(DMZ)で起こった「木箱地雷」挑発に関与したとされる林光日(リム・グァンイル)氏が、対南・海外工作活動を総括する偵察総局長に任命されたと、統一部が13日、明らかにした。偵察総局長は、16年に金英哲(キム・ヨンチョル)総局長(当時)が統一戦線部長に任命された後、張吉成(チャン・ギルソン)氏が務めていた。

軍部強硬派とされる林氏は、木箱地雷事件後に昇進した。国家情報院は15年11月、国会情報委員会の報告で、「木箱地雷挑発で西部戦線の地雷埋設に関与した林氏が、第2戦闘訓練局長から作戦局長に昇進した」と明らかにした。

金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の警護やクーデター制圧の任務などを指揮する護衛司令官は尹正麟(ユン・ジョンリン)氏からクァク・チャンシク氏に代わった。クァク氏は昨年末、党全員会議で上将の階級章をつけていたことから党中央委委員になったことが確認されたが、公開された情報はない。政府は同日、護衛司令官の交代が「昨年4月になされた」と明らかにし、情報の把握が遅れたのではないかと指摘されている。


黃仁贊 hic@donga.com