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タイソンと復帰戦のホリフィールド「KO無し3Rのチャリティーマッチに」

タイソンと復帰戦のホリフィールド「KO無し3Rのチャリティーマッチに」

Posted May. 20, 2020 08:53,   

Updated May. 20, 2020 08:53

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「勝敗やKOのない3ラウンドのチャリティーマッチを考えている」

「核パンチ」マイク・タイソン(54)との復帰戦を準備している元世界ボクシング協会(WBA)ヘビー級チャンピオンのイベンダー・ホリフィールド(58)が試合方式についての構想を明らかにした。英紙デイリーメールは19日、ホリフィールドのインタビューを通じ、3分3ラウンドのチャリティーマッチを考えていると報じた。チャリティーマッチであるだけに、勝敗をつけず相手をKOさせないという内容も含まれている。ホリフィールドの構想通りなら、二人の試合は相手の顔面や腹部などを打たないか、打つ場合でも力を抜いて打つ方式で行われる見込みだ。その代わり、様々なボクシングテクニックを披露するとみられる。これは50代半ばの二人の年齢と健康を考慮したものだ。

この構想通りなら、全般的に「見せかけ」のマッチになる可能性もあるが、二人のレジェンドが50代になってパンチを交わす場面自体、ファンの興味を注ぐ見通しだ。しかしながらホリフィールドは、「万が一、相手が本物のパンチを飛ばすなら、自分も叩きのめす」と話した。試合途中に盛り上がれば打ち合いになる可能性もある。

タイソンが、この構想を受け入れるかは未知数だ。興行を盛り上げたいタイソンとしては、本気で対戦したいと考えているかもしれない。デイリーメールは、二人が引き続き詳細な条件について議論していると報じた。

ホリフィールドは通算44勝(29KO)2分け10敗、タイソンは50勝(44KO)6敗を記録している。二人は1996年と1997年にWBAヘビー級タイトルマッチを戦い、いずれもホリフィールドが勝利した。タイトンは1997年の試合でホリフィールドの耳を噛みちぎり「核歯」の汚名を着た。二人の試合が年内に実現すれば、ホリフィールドは9年ぶり、タイソンは15年ぶりのリング復帰となる。


李元洪 bluesky@donga.com