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米ハワイ州、25日を「韓国戦争追悼の日」に指定

米ハワイ州、25日を「韓国戦争追悼の日」に指定

Posted June. 11, 2020 08:15,   

Updated June. 11, 2020 08:15

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米ハワイ州が、韓国戦争勃発70周年を迎えて、今月25日を「韓国戦争追悼の日」に指定した。ハワイは米50州のうち、韓国戦争70周年を追悼した最初の州だ。これに先立って2010年には、ワシントン、フロリダ、アーカンソー州などが韓国戦争60周年を追悼した。

アメリカの声(VOA)によると、日系移民の子孫であるデービッド・イゲ・ハワイ州知事(63)は8日(現地時間)、「韓国戦争参戦勇士とその家族の勇気と犠牲を称えるために、25日を『韓国戦争追悼の日』に定める」という声明を発表した。韓国戦争に参戦した米国人約600万人のうち2万5000人のハワイ出身が含まれており、このうち400人余りが戦死し、900人余りが負傷したという内容も盛り込まれた。

イゲ知事は、「この戦争で、韓国と米国は強力な同盟国になった。平和、安全保障、繁栄の共同体を成している」と強調した。また、ホノルル太平洋国立墓地記念碑と州議会議事堂の庭の韓国戦争記念碑に、韓国戦争で行方不明になった約8000人の米軍とハワイ出身の戦死者456人の名前がそれぞれ刻まれていると付け加えた。

これまで米国では、韓国戦争が勃発した6月25日よりは、停戦協定を交わした1953年7月27日を記念して主な州がイベントを開催した。ただ、今年は新型コロナウイルス感染症事態で、多くの記念式がキャンセルや縮小された。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com