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きょうから欧州旅行が可能に、EUが14ヵ国の入国許可か BBC報道

きょうから欧州旅行が可能に、EUが14ヵ国の入国許可か BBC報道

Posted July. 01, 2020 08:05,   

Updated July. 01, 2020 08:05

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今日(1日)から韓国人は再び欧州旅行に行くことができるようになった。BBCなどは先月29日(現地時間)、欧州連合(EU)が韓国を含む計14カ国国民のEU入国を許可することにしたと伝えた。

入国が許可された国は韓国、日本、豪州、カナダ、アルジェリア、ジョージア、モンテネグロ、モロッコ、ニュージーランド、ルワンダ、セルビア、タイ、チュニジア、ウルグアイなどである。BBCによると、2週間の10万人当たりの新型コロナウイルス感染症の新規感染者がEU平均より低く、入国しても安全だと判断された国に対して入国を許可することにした。

一日の新規感染者がまだ6000人から3万人に達する米国、ブラジル、ロシアなどは、対象国から除外された。中国は、新規感染者がEU平均より少ないが、中国政府がEU国民の中国入国を制限しているせいでリストから外された。

EUは、「中国が、EU旅行者の中国入国を許可する相互協定を提案すれば、中国も入国許可国に含まれるだろう」と明らかにした。また、2週間ごとに入国許可国のリストが変更されるため、米国なども状況に応じて追加されうると説明した。英国民の入国を許可するかどうかは、ブレグジット交渉とは別に決めることにした。

EUは、新型コロナウイルスが急激に広がると、加盟国間の国境を閉鎖したのに続き、第3国国民の旅行など、非必須入国を禁止した。しかし、新型コロナウイルスの拡散が鈍ったことで、執行委は先月10日から入国禁止を解除する国を選んできた。

EUが米国人の入国を許可しなかったことで貿易戦争などへと悪化した欧州と米国間の関係が、当分の間続くと見られる。米紙ニューヨークタイムズ(NYT)は、「ドナルド・トランプ大統領が今年3月に欧州人の米国旅行を禁止したとき、EUの指導者たちは憤り、今回EUが米国を除いたことで、世界的に米国の評判がダメージを受けることになった」とし、「米国人のEU入国が禁止されれば、かなりの経済的、文化的、地政学的波及効果があるだろう」と伝えた。


金潤鍾 zozo@donga.com