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「韓国の繁栄、白将軍のような英雄のおかげ」米NSCが声明

「韓国の繁栄、白将軍のような英雄のおかげ」米NSCが声明

Posted July. 14, 2020 08:35,   

Updated July. 14, 2020 08:35

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米国家安全保障会議(NSC)が、白善燁(ペク・ソンヨプ)将軍の死を深く悼む声明を出した。歴代の在韓米軍司令官らも追悼した。

米NSCは12日(現地時間)、ツイッターを通じて、「1950年代、共産主義の侵略を打ち破るために全てを捧げた白将軍のような英雄たちのおかげで、韓国が今日の繁栄した民主共和国になった。彼のレガシーに敬意を表す」と明らかにした。白氏の英文回顧録『釜山から板門店まで』の表紙の写真も掲載した。

96~99年に在韓米軍司令官を務めたジョン・ティレリー氏は「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)で、韓国で勤務した時、白氏と深い親交があったとし、『白将軍の死は、韓国と両国の同盟はもとより私個人にとっても大きな損失だ。軍人の中の軍人だった白将軍は私の師匠であり、友人であり指導者として残る』と述べた。

ティレリー氏は、白氏が連合司令部参謀と共に非武装地帯(DMZ)付近を歩き、韓国戦争当時、部下が配置された位置を指差し、兵士一人一人の名前を呼んだエピソードを紹介し、「彼は兵士たちを非常に愛した」と強調した。

 

2006~08年に在韓米軍司令官を務めたバーウェル・ベル氏は、白氏を米初代大統領ジョージ・ワシントンに匹敵する「韓国軍の父」と絶賛した。ベル氏は、「白将軍は、韓国戦争で、侵略者である北朝鮮人民軍と中国共産軍に対抗し、混乱して極度に不確かな戦闘作戦の中で韓国軍を勝利に導いた。ワシントンの独立戦争の勝利に匹敵する」とし、ワシントンが「米軍の父」と呼ばれるように白氏も同じだと評価した。また、「私たちは世界の偉大な軍事指導者の一人を失った。私は真の友人を失った」と述べた。

11~13年に韓国で勤務したジェームズ・サーマン元在韓米軍司令官は、「白将軍はこの70年間、韓米同盟を強化した」とし、「同盟を維持させた真の英雄であり、愛国者であり、賢明な助言者だった」と尊敬を示した。また、「彼は自由の価値、そして犠牲が何を意味するのかよくわかっていた。長く続くレガシーを残した」と強調した。

16~18年まで勤めたヴィンセント・ブルックス前在韓米軍司令官は、「数十年間、白将軍を尊敬してきた。白将軍の他界は、韓米同盟に深い損失であり、真の歴史の一部分が消えた」と述べた。在韓米軍戦友会も、「白将軍は韓米同盟が70年となる年に死去し、彼の人生と同盟に対する貢献は、今後の両国の親密な関係樹立において偉大な手本となるだろう」と強調した。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 チョ・ユラ記者 lightee@donga.com · jyr0101@donga.com