「ソンセーショナル」孫興民(ソン・フンミン=28、トッテナム・ホットスパー)がプレミアリーグでもう一つ、アジア人初の記録を達成した。
孫興民は13日、ロンドンにあるトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたプレミアリーグ第35節アーセナル戦で1ゴール1アシストを記録しチームに2-1勝利をもたらした。
FWハリー・ケイン(27)とともに4-4-2フォーメーションのツートップとして出場した孫興民は、0-1でリードされた前半19分、相手守備のバックパスを奪ってゴールを決めた。アーセナルのDFセアド・コラシナツ(27)が同僚のダビド・ルイス(33)にボールを回す瞬間、孫興民が素早くルイスに駆けつけた。アーセナルの看板CBで世界的なDFのルイスだが、スピードでは孫興民にかなわなかった。ボールを奪った孫興民は、飛び出したGKを軽く交わす絶妙なロービングシュートでネットを揺らした。リーグ戦10得点目でシーズン17得点目。新型コロナウィルス感染症で一度シーズンが中断してから再開されて以来、6試合目でのゴールで、今年2月16日のアストン・ヴィラ戦以降5ヵ月ぶりの得点だった。孫興民は、後半36分にはCKでDFトビー・アルデルヴェイレルト(31)のヘディングゴールをアシストし、シーズンアシスト数を10に伸ばした。
これで孫興民は、今季プレミアリーグで10得点10アシストを記録した。孫興民がレギュラーリーグでシーズン10得点10アシスト以上を記録したの初めて。今季プレミアリーグでケビン・デ・ブルイネ(29=マンチェスター・シティ、11得点18アシスト)に次いで10得点10アシストを達成した二人目になった。プレミアリーグ史上、アジア選手がシーズン10得点10アシストを記録したのは初めて。
李元洪 bluesky@donga.com