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ダニエル・カン、LPGA新設大会で優勝

ダニエル・カン、LPGA新設大会で優勝

Posted August. 04, 2020 08:09,   

Updated August. 04, 2020 08:09

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在米韓国系のダニエル・カン(28・写真)が5ヵ月ぶりに再開された米女子ツアー(LPGA)復帰戦で優勝を果たした。

カンは3日、米国オハイオ州トレドのインバネスGC(パー72)で行われたLPGAドライブ・オン選手権の3日目にスコアを2つ伸ばし通算7アンダー209で2位セリーヌ・ブティエ(フランス=6アンダー210)を1打差で制した。カンは、15万ドル(約1億8000万ウォン)の賞金とともに通算4勝目を挙げた。サンフランシスコで生まれたカンは、2歳から6歳まで、父の故郷釜山(プサン)で過ごした。コテコテの釜山なまりを話すカンの韓国名はカン・ヒョリムだ。

ドライブ・オン選手権は今年新設された大会で、新型コロナウィルス感染症の影響で今年2月に中断したLPGAツアーの再開を告げる大会。この日、共同首位でスタートしたカンは、3バーディーと1ボギーで2アンダーで回り、初代チャンピオンになった。

カンは18番(パー4)をパーで終え、1打差の首位を守った。同じ組でプレーしたブティエが2打目をピンから1メートルに寄せたため、プレーオフ突入が予想されたが、ブティエがバーディーパットを逃し、カンの優勝が決まった。

優勝が決まった後、カンはコーチのブッチ・ハーモン氏(77=米)とアニカ・ソレンスタム(50=スウェーデン)に感謝の気持ちを伝えた。「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(米)の元コーチでもあるハーモン氏は2018年からカンを指導している。カンは、「休養期間中にハーモン氏に勧められて、依然は好きじゃなかった3番ウッドの練習を沢山した。今大会で3番ウッドを多く使ったら良い結果があった。ハーモン氏は私に精神的な部分についても色々とアドバイスをしてくれている」と話した。その上で「私には憧れのソレンスタムが携帯電話メッセージでアドバイスをしてくれた通り、攻撃的なプレーをしたのも優勝の原動力になった」と話した。

カンは、優勝後の記者会見で「これからボーイフレンドの試合をテレビ中継で見るんだけど、緊張しそう」と話した。交際男性でプロゴルファーで、IT企業さんマイクロシステムの共同創業者スコット・マクネリ氏の息子であるマーベリック・マクネリ(25・米)が米男子ツアー(PGA)のバラクーダ選手権の最終ラウンドで優勝争いをしているからだ。


鄭允喆 trigger@donga.com