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ホールインワン達成のキム・シウが単独首位に、ウィンダム3日目

ホールインワン達成のキム・シウが単独首位に、ウィンダム3日目

Posted August. 17, 2020 08:45,   

Updated August. 17, 2020 08:45

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ホールまで161ヤードの3番(パー3)。キム・シウ(25=CJ大韓通運)は8番アイアンを出して、自信感あふれるティーショットをした。ポール前に落ちたボールは、そのままホールに吸い込まれた。一瞬、まさかと立ち尽くしていたキム・シウは、周りの反応を見て、ようやく笑みを浮かべた。通算3度目のホールインワンを達成し、トップに立つ瞬間だった。

キム・シウが、ホールインワンを決めたスーパーショットに勢いづけられ、米男子ツアー(PGA)通算3勝目に狙いを定めた。16日、米国ノースカロライナ州グリーンズボロのセッジフィールドCC(パー70)で行われたウィンダム選手権の3日に単独首位に躍り出た。キム・シウはホールインワンに加えて7バーディー、1ボギーでスコアを8つ伸ばし暫定18アンダー192をマークした。2位タイのロブ・オッペンハイム(40=米国)とドック・レドマン(23=米)とは2打差だ。

12番(パー3)でもホールインワンに近い場面が演じられた。197ヤードで打ったティーショットがカップの縁を回って弾き出され、わずか14インチ(35.56センチ)のところで止まった。キム・シウは4番と5番で連続バーディーを、15番から17番まで3連続バーディーを奪うなど絶頂の感覚を発揮した。この日、ドライバー飛距離は304ヤードで、フェアウェーキープ率は85.71%、パーオン率83.33%だった。

キム・シウが最終日にも1位を守り切れば優勝賞金115万2000ドル(約14億ウォン)とともに通算3勝目を飾ることになる。キム・シウの最近の優勝は2017年5月のザ・プレーヤーズ選手権だ。とくにウィンダム選手権はキム・シウには良い思い出が多い大会だ。2016年8月の同大会でツアー通算初勝利を果たしており、昨年も5位だった。キム・シウは、「最近の数週間、ショットの感覚が良かったので自信があった。優勝の機会をつかんだので、良い成績を出したい」と語った。


姜泓求 windup@donga.com