起亜(キア)自動車のミニバン・カーニバルが6年ぶりに帰ってきた。
起亜自は18日、「第4世代カーニバル」のオンライン・ローンチ発表会を開き、本格的な販売を開始した。同日開かれたオンラインローンチショーで、カーニバルデザインを総括した起亜自のカリム・ハビブ専務は、「『一目で見ても魅力的な車』をモットーにした」とし、「実用性と機能性にパワフルなデザインを加えた」と強調した。
全体的に強烈でありながらも洗練された外観を演出するために、「壮大なボリューム感」をデザインコンセプトに決めた。自動車の前部には拍子とリズムを視覚的に形象化した昼間走行灯とフロントグリルを配置した。横の部分では、スピード感が感じられるラインと独特の立体パターンのデザインでアイデンティティを示した。
「ファミリーカー」らしいディテールも目立つ。スマートキーを持ってドアの前に立っていれば、自動にドアが開かれ、トランクから荷物を取り出した後、離れると自動にトランクが閉まる。周りから車が来ると、ドアが開かないようにして、子供が急いでドアを開けて出ようとして車にぶつかることもない。
第4世代カーニバルは、新型コロナウイルス感染症が収まらない中でも、先月28日、事前契約開始から1日で2万3006台、今月14日まで3万2000台が契約された。これは、昨年のカーニバルの総販売台数(6万3706台)の半分よりも高い数値だ。いわば車で泊まる「車内泊まりキャンプ」のブームの中で、空間活用性が優れたファミリーカーの人気のおかげだという分析だ。
ガソリンモデルは、最高出力が294馬力、最大トルクが36.2kgf・m、ディーゼルモデルは最高出力が202馬力、最大トルクが45.0kgf・mのエンジン性能をそれぞれ備えている。9人乗りと11人乗りのガソリンモデルの価格は、△プレステージが3160万ウォン、△ノブレスが3590万ウォン、△シグネチャが3985万ウォンとなっている。ディーゼルモデルは、これにそれぞれ120万ウォンが追加される。
鄭智煐 jjy2011@donga.com