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三星電子、世界1位の通信事業者に8兆ウォンの5G機器を供給

三星電子、世界1位の通信事業者に8兆ウォンの5G機器を供給

Posted September. 08, 2020 08:24,   

Updated September. 08, 2020 08:24

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三星(サムスン)電子が、世界1位の通信事業者である米ベライゾンと8兆ウォンに迫るネットワーク機器の供給契約を交わした。韓国通信機器産業の過去最大規模の単一輸出契約と言える。

7日、三星電子は公示を通じて、ベライゾンに66億4000万ドル(約7兆9000億ウォン)規模の第5世代(5G)モバイル通信機器を5年間供給することにしたと発表した。これにより、三星電子はベライゾン、AT&T、スプリントなど、米主要モバイル通信事業者全てに5Gモバイル通信供給契約を実現して、米国内中核通信機器の製造者として躍り出た。

三星電子が半導体、スマートフォンなどに続き、未来成長事業として継続的に投資してきた通信機器事業が本格的に成長軌道に進入し、韓国内関連産業にも売上拡大と雇用創出効果が続くと予想される。三星電子は、韓国国内中小機器部品メーカー86社と協力して、通信機器を生産するからだ。

財界の関係者は、「三星電子は、グローバル5Gネットワーク基地局の市場シェア4位(16.6%)で、1位の中国ファーウェイ(32.6%)を猛烈に追っている」とし、「米通信1位のベライゾンなどの大型受注成果が続いており、米中貿易紛争によって触発された『反ファーウェイ』戦線が英国、インドなど他の国につながっており、三星電子の5G成長の勢いにさらに拍車をかけるものと予想される」と語った。


徐東一 dong@donga.com