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パラサイトとBTSブームで文化芸術著作権収支が史上初めて黒字

パラサイトとBTSブームで文化芸術著作権収支が史上初めて黒字

Posted September. 19, 2020 08:25,   

Updated September. 19, 2020 08:25

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今年上半期(1~6月)の文化芸術著作権の貿易収支が史上初めて黒字を出した。映画・パラサイトと防弾少年団などの韓流文化商品とスターが人気を集めたおかげと見られる。

18日、韓国銀行が発表した「2020年上半期中の知的財産権の貿易収支」によると、今年上半期の産業財産権と著作権などの知的財産権の貿易収支は7億5000万ドルの赤字だった。赤字幅は昨年上半期(マイナス8億8000万ドル)より15%近く減少した。

これには、著作権の貿易収支が半期(6ヶ月)基準で最大の10億4000万ドルの黒字を出した影響が大きかった。特に文化芸術著作権の収支が8000万ドルの黒字を出した。文化芸術著作権収支には、音楽、ドラマ、映画、文学作品の輸出が含まれる。

韓国銀行の関係者は、「韓国オンラインゲームの輸出が伸び、広告会社で使った映像や音響を巡る著作権料の支払いが減ったことで、著作権収支が改善した」とし、「K-ドラマの映像輸出などが影響を及ぼした」と説明した。実際、ベトナムなどのアジア諸国では、ネットフリックスの人気コンテンツの多くを韓国ドラマが占めている。

ゲームなどの研究開発とソフトウェアの著作権収支も、1年前に比べて1億5000万ドル多い9億7000万ドルの黒字を出した。

一方、産業財産権の貿易収支は、昨年上半期より2億5000万ドル増の17億ドルの赤字だった。商標およびフランチャイズ権の赤字は1000万ドルから7億4000万ドルに膨らんだ。オリジナル技術を使用するときに支払う特許及び実用新案権の赤字は、13億4000万ドルから9億7000万ドルへとやや減少した。


チャン・ユンジョン記者 yunjng@donga.com