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コールに強い崔志万、米でヤンキースとの地区シリーズ先発起用説浮上

コールに強い崔志万、米でヤンキースとの地区シリーズ先発起用説浮上

Posted October. 05, 2020 08:48,   

Updated October. 05, 2020 08:48

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これからは崔志万(チェ・ジマン=29・写真)の出番だ。

メジャーリーグのポストシーズン(PS)が第一関門のワイルドカード・シリーズを終えて地区シリーズ(DS=5戦3勝制)に突入した。崔志万が所属するタンパベイ・レイズは柳賢振(リュ・ヒョンジン=33)のトロント・ブルージェイズとのワイルドカード戦を2勝無敗で制し、アメリカン・リーグのDSに進出した。6日からサンディエゴのペットコパークでワールドシリーズ(WS)最多優勝(27回)を誇るニューヨーク・ヤンキースと対戦する。

崔志万の活躍に注目が集まるのは、彼自身がヤンキースのエース、ゲリット・コール(30)にとりわけ強い天敵だからだ。昨オフにヤンキースと投手では史上最高額の9年3億2400万ドル(約3800億ウォン)でFA契約を結んだコールだが、崔志万には通算12打数8被安打(3被本塁打)8打点ととりわけ弱い。崔志万は、今季の3本塁打のうち2本をコールから奪った。これについてMLB.comは、「崔志万がシリーズ第2戦でコールを相手に大仕事をやってのけるだろう」と予測した。

崔志万も、先のインタビューで「コールはプライドの高い選手なので、僕には真っ向から勝負してくる。自分も自信をもって立ち向かったら良い結果につながった」と話したことがある。今季に主に右腕投手を相手に起用された崔志万は、ワイルドカード・シリーズ2戦ではいずれも途中出場した。しかし、ヤンキースのワンツーパンチのコールと田中将大(32)がどちらも右腕投手であるため、DSではより重用される見通しだ。タンパベイは今季のレギュラーシーズンではア・リーグ東地区のヤンキースを相手に8勝2敗と強かった。


姜泓求 windup@donga.com