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バイデン氏「トランプ氏まだ感染なら、テレビ討論会すべきでない」

バイデン氏「トランプ氏まだ感染なら、テレビ討論会すべきでない」

Posted October. 08, 2020 08:02,   

Updated October. 08, 2020 08:02

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米大統領選の民主党候補のバイデン前副大統領が6日、「新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領が完治しなければ、今月15日にフロリダ州マイアミで予定された第2回テレビ討論会は実施すべきでない」と主張した。

 

バイデン氏は同日、激戦州のペンシルバニア州ゲティスバーグでの演説を終えた後、「大統領がまだ新型コロナウイルスに感染しているのであれば、討論会は実施すべきでない。感染対策指針に徹底して従わなければならない。実に多くの人が感染し、非常に深刻な問題だ」と述べた。

候補や司会者のごく少数だけが登場した1回目とは違って、第2回テレビ討論会は、有権者が両候補に質問する「タウンホール形式」で行われる。マイアミ市長のフランシス・スアレス氏は与党共和党所属だが、さらなる感染を懸念して討論会に否定的な考えを示した。スアレス氏は、政治メディア「ポリティコ」に、「大統領がまだ新型コロナウイルスに感染した状態なら、討論会は開かれてはならない。大統領だけでなく彼と接触するだれにとっても安全だとは思わない」とし、「ホワイトハウスの職員、上院議員などどれほど多くの彼のインナーサークルの人々が感染したか」と懸念を示した。

一方、トランプ氏は同日、ツイッターに、「15日の討論会を楽しみにしている。素晴らしいものになるだろう」と意欲を示した。先月29日の第1回討論会で、トランプ氏は一方的な発言と態度で一貫し、「討論会の品位を落とした」と批判を受けた。当時、トランプ氏はバイデン氏の答弁の順にも発言を続け、司会者の指示にも従わなかった。


李世亨 turtle@donga.com