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崔志万はなぜゴミ箱を踏みつぶしたのか

Posted October. 12, 2020 09:28,   

Updated October. 12, 2020 09:28

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タンパベイ・レイズがアメリカンリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)進出を決めると、子のチームの4番、崔志万(チェ・ジマン=29)はゴミ箱を繰り返して踏みつぶした。崔志万は、なぜこのようなパフォーマンスを見せたのだろうか。

タンパベイは10日、カリフォルニア州サンディエゴのペットコパークで行われたポストシーズン、ア・リーグの地区シリーズ第5戦で伝統の強豪、ニューヨーク・ヤンキースに2-1の逆転勝利を挙げ、3勝2敗でALCSに駒を進めた。タンパベイのALCS進出するのはワールドシリーズ(WS)準優勝した2008年以来初めて。そして、崔志万は韓国人野手では初めてリー優勝決定シリーズに出場できる機会を迎えることになった。

試合終了後、崔志万は仲間たちが「ニューヨーク、ニューヨーク、ニューヨーク」のサビで知られる楽曲「エンパイヤ・ステート・オフ・マインド」に合わせて踊りながら勝利を満喫する姿をインスタグラムで生中継した。シーガーをくわえて球場を駆け巡った崔志万は、ベンチにあった青色のリサ)イクルゴミ箱を見つけると、「ゴミ箱(Trash Can)」と仲間たちに向かって叫んだ。そして、仲間たちが見守る中で、さっそうとゴミ箱を何度も踏みつぶした。これはALCSで対戦する予定のヒューストン・アストロズを狙ったパフォーマンスだた。

ヒューストンはWSを制した2017年のホームゲームで、ビデオ判定用カメラを使ってサインを盗んではベンチにあるごみ箱を叩く方式で打者にサインを伝えたことが発覚し、今年1月にメジャーリーグ事務局から懲戒処分を受けた。

両チームは12日からペットコパークで7戦4勝制でALCSを行う。タンパベイはブレイク・スネルを、ヒューストンはフランバー・バルデスを初戦の先発投手として予告した。


黃奎引 kini@donga.com