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映画のようなカルロス・ゴーンの脱出記が映画になる

映画のようなカルロス・ゴーンの脱出記が映画になる

Posted October. 15, 2020 08:49,   

Updated October. 15, 2020 09:34

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昨年末、映画を彷彿させる「世紀の脱出劇」で、日本からレバノンに脱出したカルロス・ゴーン元ルノー日産自動車会長(66・写真)を扱った映画が製作される。

AFP通信によると、フランスとサウジアラビアの映像制作会社は12日(現地時間)、ゴーン元会長の一代記を扱ったドキュメンタリーを作ることにしたと発表した。彼らは、ゴーン元会長夫妻の全面的な協力を得て、夫婦が現在滞在しているレバノンのベイルートで、今年9月から撮影を開始した。年末までゴーン元会長が住んでいたフランス、米国、日本などでも撮影を行い、彼と別途のインタビューも行うと発表した。

ゴーン元会長は2018年11月、日本検察に逮捕された後、横領、報酬縮小申告などの容疑で裁判を受けてきた。昨年12月、音響機器を入れる大型ボックスに隠れて関西空港を離れ、トルコを経てレバノンに逃走した。レバノン系父親とブラジル人の母親を持つ彼は、フランスで成長して3カ国のパスポートをすべて持っている。複数のパスポート、プライベートジェット機利用者専用の出入口が検査がずさんなことなどを利用して成功した。特に脱出を助けてくれる傭兵を複数人雇い、彼らに86万2500ドル(約10億ウォン)を支払った。日産は今年2月、彼を相手に100億円(約1100億ウォン)の損害賠償訴訟を起こした。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com