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崔志万がWSで韓国人初安打、タンパベイはWS戦績をタイに

崔志万がWSで韓国人初安打、タンパベイはWS戦績をタイに

Posted October. 23, 2020 09:14,   

Updated October. 23, 2020 09:14

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タンパベイ・レイズの崔志万(チェ・ジマン=29)が韓国人野手では初めて「秋のクラシック(Fall Classic)」と言われるワールドシリーズ(WS)で安打と得点を記録し、チームの貴重な初勝利に貢献した。

タンパベイは22日、テキサス州アーリントンのグローブライフフィールドで行われた今季WS(7戦制)第2戦でロサンゼルス・ドジャースを6-4で破り、初戦の敗北を雪辱した。タンパベイが4番・一塁手で先発出場した崔志万は3打数1安打を放ち、2得点を記録した。

1回表に初出場のWSで三振に倒れた崔志万は、タンパベイが1-0でリードした4回表の第2打席で出塁に成功した。1死一塁の場面で、二塁手前に打った遅いゴロを打つと、これをドジャースの二塁手エンリケ・ヘルナンデス捕球し遊撃手コーリー・シーガーに送球して一塁走者のランディー・アロサレナをアウトにした。この間、崔志万は一塁を踏んだ。記録上は二塁手前ゴロ。

次の打者マニュエル・マーゴットの安打で二塁に進んだ崔志万は、後続ジョーイ・ウェンドルが右中間二塁打を放った時、一気にホームまで飛び込んだ。韓国人野手としてWSで初得点を記録する瞬間だった。

WSで放った初安打も得点につながった。5-2で終われる6回表に先頭打者で打席に立った崔志万は、カウント2ボール2ストライクでドジャースの5番手投手ジョー・ケリーが投げた時速157キロのシンカーを捉えて、鮮やかな右安打を放った。崔志万は、次の打者マーゴットの左安打の時三塁まで進み、ウェンドルの左犠牲フライの時ホームインし、この日2点目を記録した。

崔志万は、タンパペイが6-3でリードした7回表の2死1・2塁の状況で、代打で右打ちのマイク・ブロソーに打席を譲って、この日の試合を終えた。当時ドジャースのマウンドには左腕投手エリックス・ウッドが守っていた。

タンパベイは4回2死まで2被安打2失点9奪三振と好投していたブレイク・スネルを早期降板する勝負に出た末、貴重な勝利を挙げた。スネルに次いで登板し、1回3分の1を投げて1失点したリリーフ投手ニック・アンダーソンが勝利投手になり、ディエゴ・カスティーヨがセーブを記録した。打席では2番ブランドン・ロウが大活躍した。1回にソロ本塁打を放っては、5回に2点本塁打を追加し、5打数2安打3打点を挙げた。

1勝1敗となった両チームは24日午前9時8分から同じ球場で第3戦を行う。ドジャースは先発に右腕の剛速球投手ウォーカー・ビュラーを予告しており、崔志万は先発出場する可能性が高い。この日から3日間にわたる第3戦から第5戦はタンパベイのホーム戦として行われる。


黃奎引 kini@donga.com