Go to contents

トランプ氏が「不正選挙」主張、選挙結果受け入れない姿勢明確に

トランプ氏が「不正選挙」主張、選挙結果受け入れない姿勢明確に

Posted November. 07, 2020 07:52,   

Updated November. 07, 2020 07:52

한국어

トランプ米大統領が5日(現地時間)、大統領選の結果を受け入れないことを事実上、公式化した。民主党候補のバイデン前副大統領が選挙人の過半数を確保する可能性が高まっているが、トランプ氏が大規模な法廷闘争を予告し、混乱の長期化が予想される。

トランプ氏は同日、ホワイトハウスのブリーフィングルームで記者会見を行い、「我々はこれから多くの訴訟を起こすことになる。たくさんの証拠がある。連邦最高裁まで争うことになるかもしれない」と述べた。開票の結果、敗北が明らかになってもこれを認めず、保守優位の連邦最高裁まで持ち込んで結果を覆すということだ。

トランプ氏は「郵便投票はあまりにも偏っている」とし、「腐敗と不正が続いていて郵便投票がシステムを崩壊させている」と主張した。トランプ氏はツイッターにも、「バイデンが最近獲得したという州は全て、投票不正と選挙不正について、法的に争う」と明らかにした。

 

トランプ氏の記者会見が終わった直後、バイデン氏はツイッターに、「誰も私たちの民主主義を奪うことはできない。今も今後もあってはならない」と対抗した。

 

バイデン氏はジョージア州(選挙人16人)やペンシルバニア州(20人)など開票が終わっていない4つの激戦州で優位を維持しているか、トランプ氏を追撃している。バイデン氏は現在優勢なネバダ州の勝利の確定が遅れても、ペンシルバニア州で勝利すれば当選に必要な選挙人270人以上を確保することができる。バイデン氏がアリゾナ州を確保する場合、ジョージア州だけ勝利しても、マジックナンバーを超えることになる。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com