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トランプ大統領の時にはなかった「ファーストドッグ」復活

トランプ大統領の時にはなかった「ファーストドッグ」復活

Posted November. 10, 2020 08:39,   

Updated November. 10, 2020 08:39

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米大統領選で当選が確実視されるジョー・バイデン前副大統領は、来年1月にホワイトハウス入りする際、現在飼っているドイツ産シェパード「チャンプ」と「メジャー」の二頭をすべて連れて行くことにした。20世紀初頭のウォーレン・ハーディング大統領以来、米大統領はそのほとんどがホワイトハウスで犬などの動物を飼ったが、ドナルド・トランプ大統領は潔癖症などを理由に動物を飼わなかった。

8日、米紙ニューヨークタイムズによると、「メジャー」がホワイトハウス入りすれば、過去2度目の捨て犬出身の「ファーストドッグ」になる。バイデン氏の娘アシュリーが2018年、バイデン氏の自宅があるデラウェア州の捨て犬シェルターでメジャーを見つけて一時的に保護し、その後バイデン氏が養子縁組をした。過去に有害物質にさらされ、当時の所有者が治療費に耐え切れなかったため、シェルターに預けられた。

最初の捨て犬出身のファーストドッグは、リンドン・ジョンソン元大統領が飼ったテリアミックス「ユキ」だ。ジョンソンの娘・ルーシーがガソリンスタンドで発見し、ホワイトハウス入り後は、特有の活発さで「歌う犬」と呼ばれた。

バイデン氏は、大統領選挙運動が盛んだった先月、インスタグラムに「メジャー」のおかげで大変な選挙運動に耐えることができるという旨の文章を掲載した。また自身のウェブサイトに、「赤色の州(共和党寄り地域)であれ、青色の州(民主党寄り地域)であれ、犬の力に関しては私たち皆が同意できる。これからは犬を愛する人をホワイトハウスに送ろう」と促した。一部のバイデン氏支持者も、「再びホワイトハウスに犬を」というスローガンを叫んだ。


李世亨 turtle@donga.com