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文大統領、バイデン氏と初の電話会談 新型コロナ対策で協力

文大統領、バイデン氏と初の電話会談 新型コロナ対策で協力

Posted November. 13, 2020 08:34,   

Updated November. 13, 2020 08:34

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米大統領選挙で勝利宣言した民主党のバイデン前副大統領は12日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談で、韓国の新型コロナウイルスへの対応を高く評価し、関連分野で韓米間の協力を強化していくことを提案した。

バイデン氏は同日、電話会談で、「韓国と米国で同じ日に(最初の)新型コロナウイルス感染者が発生したが、韓国が大変すばらしく対応してきたことに対して文大統領に敬意を表す」と述べたと、大統領府の康珉碩(カン・ミンソク)報道官が伝えた。バイデン氏はまた「米国が韓国のように対応するにはまだ行く道は遠い」とし、「幸いワクチンが開発されており、道が開かれているので、今から新政権発足まで新型コロナウイルス抑制に向けて努力する」と語った。

 

バイデン氏は同日行われたオーストラリア、日本の首脳との電話会談では、新型コロナウイルス対策で協力することを原則的に言及した。バイデン氏の政権移行チームは報道資料で、「新型コロナウイルスに対する文大統領の強力なリーダーシップを称え、パンデミック解決に向けて協力するという文大統領の約束に注目する」と強調した。

 

大統領府は、バイデン氏が新型コロナウイルス対策を最優先課題に掲げていることから、今後韓国と協力を強化する可能性が高いと見ている。大統領府関係者は、「K防疫の経験とノウハウを共有し、バイデン政権との協力体系を強固にしていけるだろう」と述べた。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com