「バンビーノの呪い」と「ヤギの呪い」を解いたシカゴ・カブスのセオ・エプスタイン野球運営部門社長(47・写真)が辞任する。カブスは18日、「契約が1年以上残っているエプスタイン社長が辞意を芳名し、ジェド・ホイヤーGM(47)が社長に昇進する」と発表した。ホイヤー氏は、エプスタイン氏の右腕として知られる人物。
エプスタイン氏は、「新しい人物が重要な決定を下すべいだと判断した」と言い、「野球は、いつも自分の全てだがとりあえずは妻と息子と一緒により多くの時間を過ごす計画だ」と話した。
エプスタイン氏は2003年にメジャーリーグ史上最年少(27歳)でボストン・レッドソックスGMになった。2004年にはボストンの「バンビーノの呪い」を破って86年ぶりにワールドシリーズ(WS)を制覇し「スターGM」になった。2011年のシーズン終了後はカブス社長に就任した。そしてカブスは「ヤギの呪い」を説いて108年ぶりにWS優勝を果たした。
黃奎引 kini@donga.com