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KPMG選手権で優勝したキム・セヨン「次の目標は世界1」

KPMG選手権で優勝したキム・セヨン「次の目標は世界1」

Posted November. 24, 2020 09:29,   

Updated November. 24, 2020 09:29

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「年内に世界1位になるのが『ウィッシュリスト』です」

「赤色パンツの勝負師」キム・セヨン(27=世界ランキング2位)が米女子ツアー(LPGA)のペリカン選手権で優勝し、シーズン2勝目を挙げた。獲得賞金、今年の選手ポイント、平均ストロークなど主要部門で1位に浮上したキム・セヨンは、世界ランク1位への野望も隠さなかった。

キム・セヨンは23日、米国フロリダ州ベレアにあるペリカンGC(パー70)で行われた大会の第4ラウンドを3バーディー、3ボギーでイーブンパーで回り、通算14アンダー266で頂上に立った。10月のKPMG全米女子ゴルフプロ選手権で初のメジャー戦優勝を果たして帰国した後に参戦した大会で再びトロフィーを掲げた。ダニエル・カンとシーズン最多優勝共同1位、通算12勝でパク・セリ(43・引退)の25勝、朴仁妃(パク・インビ=32)の20勝に次ぐ記録で、韓国人では最多優勝3位だ。

2位に5打差の単独首位でスタートした最終日に、キム・セヨンは9番(パー3)でボギーを叩き、アリー・マクドナルド(28・米)との差が3打まで縮まる場面もあったが、14番(パー5)で約4メートルのバーディーパットを決め、追撃を振り切った。マクドナルドとの差を3打まで広げたキム・セヨンは、優勝賞金22万5000ドル(約2億5000万ウォン)を獲得した。キム・セヨンは、「優勝はいつも凄いと思う」と言い、「12度目の優勝を果たすことができて嬉しい。何よりもメジャー戦で優勝した直後の勝利なので、私には意味がある」と語った。

キム・セヨンは、この日優勝で通算獲得賞金を113万3219ドル(約12億6000万ウォン)とし、今大会に不参加した賞金ランク2位の朴仁妃(90点)を抜いた。平均ストローク部門でも68.111でツアー選手では唯一68打台をマークした。昨年のコ・ジンヨンに次いで「トリプルクラウン」を狙うキム・セヨンは、「もともと、今年の目標は五輪金メダルだったけど、五輪が延期されたので世界ランク1位に変えた」と語った。今大会を通じてLPGAツアーに復帰した世界ランク1位のコ・ジンヨン(25)は34位タイだった。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com