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コロナ発生11ヵ月、全世界の累計感染者が6000万人を突破

コロナ発生11ヵ月、全世界の累計感染者が6000万人を突破

Posted November. 26, 2020 08:30,   

Updated November. 26, 2020 08:30

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世界の新型コロナウイルス感染症の累計感染者が6000万人を突破した。昨年12月31日に中国が初の疑い事例を世界保健機関(WHO)に報告してから約11ヶ月ぶりのことだ。世界第1、2位の感染国であり、人口大国である米国とインドの状況が悪化の一途を辿っているうえ、人口が密集した北半球が冬まで迎えて、感染者の増加はなかなか落ち着かずにいる。

国際統計サイト・ワールドオーメーターによると、韓国時間で25日午後3時基準の世界の累計感染者は6010万人を突破した。今年6月28日に1000万人を突破後、2000万人(8月10日)、3000万人(9月16日)、4000万人(10月18日)、5000万人(今月8日)を突破するまで、それぞれ1カ月余りの期間がかかった。しかし、5000万人から6000万人に増えるのはわずか17日間と、拡大の勢いが激しい。

24日、CNNは累計感染者が1295万人を超えた世界最大の感染国・米国で、ジョー・バイデン次期大統領が就任する来年1月20日までに感染者が2000万人に達しかねないと予想した。今月に入ってから現在まで、全米で310万人の新規感染者が発生しており、11月全体としても400万人が予想されるだけに、新しい大統領の就任式まで残りの期間中に700万人の追加感染者が発生する可能性があるという意味だ。

922万人の累計感染者が出たインドも、近いうちに1000万人を突破する可能性が提起される。首都ニューデリーを中心に新型コロナが拡大し、一部の州政府はニューデリーから来る人を相手に新型コロナの検査を実施している。

インドと同様に、保健環境が劣悪で二極化が激しい中南米の状況も良くない。3位のブラジル(612万人)、9位のアルゼンチン(138万人)、10位のコロンビア(126万人)、11位のメキシコ(106万人)などが代表的だ。

ただ、今月に入って、強力な封鎖令を続々と実施している欧州主要諸国は、新規感染者が減少傾向を見せている。累計感染者が215万人を突破したフランスでは、今月7日、1日の新規感染者が8万8000人に達したが、24日は1万人を下回った。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com