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斗山、外国人投手ワンツーパンチを同時に失うか 米国と日本のメディアが移籍報道

斗山、外国人投手ワンツーパンチを同時に失うか 米国と日本のメディアが移籍報道

Posted December. 11, 2020 08:57,   

Updated December. 11, 2020 08:57

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プロ野球の斗山(トゥサン)ベアーズが外国人先発のワンツーパンチを同時に失う危機に見舞われた。

シアトルタイムズなど米国メディアは10日、今年斗山で活躍したクリス・フレクセン(26)が2年総額475万ドル(約51億6500万ウォン)の条件でメジャーリーグのシアトル・マリナーズと入団契約を結んだと報じた。スポニチなど日本メディアの報道によると、斗山のもう一人の外国人投手、アルカンタラ(28)もロハス(30=前KT)に次いで日本プロ野球の阪神タイガーズ入団が有力だという。

斗山は昨年、リンドブラム(33)がメジャーリーグのミルウォーキー・ブルワーズに加入した際、KTで活躍していたアルカンタラを獲得した。アルカンタラは今季で20勝(2敗)を記録し、斗山のエースとして活躍した。しかし、アルカンタラが阪神へ移れば、斗山は外国人投手二人を新たに探さなければならない。斗山の関係者は、「まだアルカンタラ側から受けた連絡は特にない」と話した。

斗山は、三星(サムスン)とともに日本プロ野球チームに外国人選手を最も多く(4人)送っている。左腕投手レス・ウォーランド(47)は2002年から2005年まで韓国と日本(斗山→読売ジャイアンツ→斗山→楽天イーグルス)でプレーした。回数では斗山出身の外国人選手が日本リーグに最も多く(5回)進出した。レスの他にもタイロン・ウッズ(51・野手)、ダニエル・リオス(48・投手)、ケルビン・ヒメネス(40・投手)が斗山で技量を認められて日本プロ野球に進出している。絶えず有望株を育て上げるチームとして知られる斗山が、日本プロ野球のサプライヤーになっている。

今年は韓国で活躍した外国人選手の海外進出が、これまでより増えると予測する見方もある。新型コロナウィルス禍の中でもKBOリーグが全日程を無事消化し、長期レースで選手たちの競技力が検証された上、米ESPNなどで主要試合が中継されたため、海外のチームが選手情報を十分把握することができたからだ。


黃奎引 kini@donga.com