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424億ウォンの男、キム・ハソンがサンディエゴとの正式契約

424億ウォンの男、キム・ハソンがサンディエゴとの正式契約

Posted January. 02, 2021 08:09,   

Updated January. 02, 2021 08:15

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キム・ハソン(26=キウム)が米国メジャーリーグ(MLB)のサンディエゴ・パドレスと入団契約を正式に結んだ。KBOリーグ出身の野手ではポスティングシステムを利用した過去最高額を更新して夢の舞台に立つことになった。

キム・ハソンの代理人を務めるエースペックコーポレーションによると、内野手のキム・ハソンに対してサンディエゴは、4年2800万ドル(約304億6000万ウォン)を保証した。打席数関連のインセンティブがあり、これらを全てクリアすれば最大3200万ドル(約424億1000万ウォン)が支払われる。追加で1年700万ドルの相互オプションまで入れれば、最大5年3900万ドル(約424億3000万ウォン)に上る契約だ。

先日キム・ハソンのサンディエゴ加入が報じられた時、地元では年平均700万ドル水準の契約を予測する報道があった。地元メディアの予測通り、キム・ハソンの契約は年平均700万~780万ドル規模で決着した。確定額(平均700万ドル)だけで言うと、2012年に左腕投手の柳賢振(リュ・ヒョンジン=トロント・ブルージェイズ)がロサンゼルス・ドジャースと結んだ平均600万ドル(6年3600万ドル)を上回る過去最高額だ。

サンディエゴも同日、「キム・ハソンを40人ロースターに入れるため、グレッグ・アレンを放出待機措置した。キム・ハソンは球団史上初の韓国人野手になるだろう」と正式発表した。球団のツイッターには、キム・ハソンのサイン入りの写真とともに韓国語で「キムハソン選手のサンディエゴ加入を歓迎します」とのメッセージを投稿した。

キム・ハソンを譲渡した元所属球団のキウムは、552万5000ドル(約60億1000万ウォン)の移籍金を手にする。2018年に改訂された韓国野球委員会(KBO)とMLB間の韓米選手契約協定は、KBOリーグ所属の選手がポスティングシステムでメジャーリーグに進出する場合の保証金を基準に、2500万ドルから5000万ドルまでで契約すれ場合、元所属球団には2500万ドルまでは20%(500万ドル)を、2500万ドルから5000万ドルまでは超過分に対して17.5%を移籍金として支払うと定めている。サンディエゴと保証金基準で2800万ドルの契約を結んだキム・ハソンは、2500万ドルの20%に当たる500万ドルに加えて、超過分200万ドルの17.5%に当たる52万5000ドルを上乗せした移籍金が策定された。

ポスティングシステムを利用してメジャーリーグに進出した歴代の韓国選手5人のうち、キム・ハソンの年俸は最も高い。だが、元所属球団に支払われる移籍金では、柳賢振(2573万7737ドル)、朴炳鎬(パク・ビョンホ=1285万ドル)に次いで3位だ。柳賢振(2012年)と朴炳鎬(2015年)がポスティングするときは、最高額の移籍金を提示した球団が独占交渉権を獲得する方式だった。

キム・ハソンは同日、インスタグラムに入団写真とともに、「これからもより良い姿でファンに楽しさと幸せを与える選手になるように頑張りたい」と意気込みを語った。その上で、「良いチームでプレーできるよう力になってくれたヒーローズのフロントと、愛情をもって指導してくれたヒーローズのコーチ陣、そして一緒に頑張って準備して試合に臨んだチームの先輩や同僚、後輩たち、自分のことをいつも応援してくれるファンの皆さんに心からお礼を申し上げる」と語った。


金培中 wanted@donga.com