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死亡>出生、昨年に史上初の人口減少

Posted January. 04, 2021 08:20,   

Updated January. 04, 2021 08:20

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韓国の2020年の住民登録人口は、前年より2万人あまり減少して5182万人あまりを記録した。統計上、人口が減少したのは1962年の住民登録制導入以来58年ぶりのことだ。出生者が死亡者より少なく、人口が自然減少する「人口デッドクロス」現象が韓国でも現実化したのだ。

行政安全部(行安部)が3日発表した「住民登録人口の現状」によると、昨年12月31日基準の韓国人口数は、2019年(5184万9861人)に比べて0.04%減少した5182万9023人と集計された。2019年まで30万人台を維持していた出生者数は10.6%減少して、過去最低の27万5815人を記録した。死亡者数は、出生者数より3万人余り多い30万7764人だった。死亡者数はこの5年間、30万人前後を維持した。

全体人口数は減ったが、60代以上の高齢層は大幅に増えた。昨年、60代の人口は674万4506人で前年より6.9%増えた。70代以上の人口も1年間で4%増加した。これに比べて生産可能年齢層の人口は減少した。20代は0.1%、30代は2.8%、40代は1%減少した。


李知訓 easyhoon@donga.com