集合禁止を破って… 梨泰院「ホールダムパブ」深夜の秘密営業

ソウル梨泰院（イテウォン）で集合禁止命令を破って、秘密裏に営業を続けたいわゆる「ホールダムパブ」が警察に摘発された。ホールダムパブとは、カードゲームなどをしながら酒も飲める店を指す。

ソウル龍山（ヨンサン）警察署は２１日、「１９日午後１１時ごろ、梨泰院の地下ホールダンパブ売場で、『バカラ』というカードゲームをしていた運営者や利用客２０人余りを摘発した」と明らかにした。

同日、市民の通報を受けて出動した警察は、店で同じテーブルに４〜６人ずつ座ってカードゲームをしている現場をとらえた。彼らのテーブルには酒瓶が数本ずつあり、マスクもつけていなかったという。警察側は、「午後９時以降の営業禁止と５人以上の私的集まり禁止をすべて破ったものと把握し、追加の調査を進めている」と説明した。

警察は、彼らに感染症予防法違反のほか、ギャンブル容疑も適用できるかどうかを検討している。摘発された容疑者らは、「金を賭けてはおらず、単にゲームを楽しんでいた」と主張したという。警察の関係者は、「感染症予防法違反の容疑では十分立件できるとみている。余罪があるのか綿密に調査したい」と語った。


チョン・ナムヒョク記者　パク・ジョンミン記者 forward20@donga.com · blick@donga.com