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ハリス副大統領、統合-女性権利を象徴する紫色のコートで注目

ハリス副大統領、統合-女性権利を象徴する紫色のコートで注目

Posted January. 22, 2021 08:07,   

Updated January. 22, 2021 08:11

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米国初の女性で非白人の副大統領になったカマラ・ハリス氏(57)は、紫色のコートドレスを着て就任式に参加し、注目された。黒人デザイナーが作った紫色の服を通じて結束を強調し、初の女性・非白人副大統領としてのアイデンティティを強調したと分析されている。

20日(現地時間)に開かれた就任式で、ハリス氏はニューヨークの黒人デザイナー、クリストファー・ジョン・ロジャーズ氏がデザインした紫色の服を身にまとった。米紙ニューヨーク・タイムズは、赤(共和党)と青(民主党)を合わせた紫色が、バイデン大統領が強調した「結束」を象徴すると分析した。

紫色は、女性参政権運動も象徴する。米国初の黒人女性下院議員であり、1972年に黒人女性では初めて民主党の大統領指名候補者予備選挙に出馬したシャーリー・チザム氏が選挙運動中に主に使った色でもある。

ハリス氏の他に、ヒラリー・クリントン元国務長官やミシェル・オバマ氏も紫系の服を着て注目された。クリントン氏は、ブラウンのコートの中に紫色のラルフローレンのスーツを、ミシェル氏は若い黒人デザイナー、セルジオ・ハドソン氏が作ったワイン色のスーツを着た。

就任式に参加した主要人物は、米国のブランドの服を選択した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、バイデン氏とハリス氏の夫、ダグラス・エムホフ氏は、米国を代表するブランド、ラルフローレンのスーツを着た。バイデン氏の夫人のジル氏は、バイデン氏のネクタイとトーンを合わせたブルーのツイードのドレスコートだった。この服は最近、米国で人気のデザイナー、アレクサンドラ・オニールのブランド、マルカリアンで仕立てられた。


金民 kimmin@donga.com