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MSが第2四半期に過去最高の売上高、クラウド販売が好調

MSが第2四半期に過去最高の売上高、クラウド販売が好調

Posted January. 28, 2021 08:21,   

Updated January. 28, 2021 08:21

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米国のマイクロソフト(MS)が昨年第2四半期(10~12月)に過去最高の売上高を記録した。新型コロナウィルスの感染拡大で在宅勤務が増加し、ゲームユーザーが増えたことが要因となり、市場の予想を上回る伸びを見せた。

同社は26日(現地時間)、昨年第2四半期の売上高が前年同期比17%増の431億ドル(約47兆8410億ウォン)だったと発表した。純利益は30%増えた155億ドル(約17兆2000億ウォン)だった。売上高は半期基準で過去最高水準だ。米国の金融業界が予想した売上高の402億ドルと、純利益の126億ドルを上回る業績だ。

米紙ウォールストリートジャーナルは、同社がコロナの恩恵で高い業績をあげたと分析した。コロナ禍で企業が在宅勤務に必要なクラウド・コンピューティング・サービスの導入を増やし、同社の「AZURE(アジュール)」の売上が前年比50%伸びた。アジュールの売上高は同社の看板であるウィンドウズ運営システム(OS)を上回った。

また、同社の業務用ソフトウェア「Teams(チームず)」ユーザーもコロナ禍を契機に増えた。最近、同社が7年ぶりにリリースした新型コンソールゲーム機「Ⅹbox(エックスボックス)」もコロナでゲームユーザーが増え、ゲーム機とゲームタイトルの販売が加速している。

同社のサティナ・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、「この1年間、われわれはあらゆる企業や業界を巻き込むデジタルトランスフォーメーション第2波の幕開けを目にしてきた」とし、「MSは、そうした変化を促進している」と話した。


李建赫 gun@donga.com