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西部の「キング」が東部で屈辱、レイカーズがフィラデルフィアに1点差負け

西部の「キング」が東部で屈辱、レイカーズがフィラデルフィアに1点差負け

Posted January. 29, 2021 08:13,   

Updated January. 29, 2021 08:13

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「ファイナルの予告編」の勝者はフィラデルフィア・セブンティシクサーズだった。

米プロバスケットボール(NBA)のイースタン・カンファレンス1位のフィラデルフィアが28日、パンシルバニア州フィラデルフィアの本拠ウェルズ・ファーゴ・センターで行われたウェスターン・カンファレンス1位のロサンゼルス・レイカーズとの試合で107-106の1点差で劇的な勝利を挙げた。シーズン開幕以後、アウェー10連勝を飾り勢いに乗っていたレイカーズは、アウェー初敗戦を喫した。14勝5敗でウェスターン・カンファレンス2位に順位を下げた。

試合序盤からフィラデルフィアがリードし、レイカーズが追い上げる様相だった。レイカーズがリードする場面は第1クォーターの序盤(14-13)と第4Q終了前(106-105)の2度だけだった。

両チームの対戦は試合前から話題を呼んだ。今季にフィラデルフィア監督に就任したディック・リバース氏は、昨季まではレイカーズのライバルであるロサンゼルス・クリッパーズの監督だった。昨季にレイカーズのレブロン・ジェームズ(37)、アンソニー・デイビス(28)デュオに対抗するカワイ・レナード(30)、ポール・ジョージ(31)コンビでファイナル優勝を狙ったが、レイカーズの優勝を見守った後、監督を辞任した。

フィラデルフィアで活躍しているダニー・グリーン(34)とドライト・ハワード(36)は昨季にレイカーズの優勝メンバーだったが、戦力外となり新天地を探した。レイカーズに恨みを持っていた二人がフィラデルフィアに加入してチームの好調をけん引してきたが、今回初めてレイカーズと対戦した。

この日、両チームの看板選手たちは期待に応えるプレーを見せた。レイカーズのジェームズは34得点、6リバウンド、6アシストを、デイビスは23得点、8リバウンドを記録した。フィラデルフィアもベン・シモンズ(25)が17得点、11リバウンド、10アシストでトリプルダブルを、ジョエル・エンビード(27)が28得点、6リバウンドと活躍した。勝負は「3オプション」で分かれた。この日、フィラデルフィアのトバイアス・ハリス(29)は試合終了前の決勝ゴールを含めて24得点7リバウンドと大活躍し、チームの勝利をけん引した。


金培中 wanted@donga.com