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国内最古のデニー太極旗、国立中央博で来月8日まで展示

国内最古のデニー太極旗、国立中央博で来月8日まで展示

Posted February. 23, 2021 08:35,   

Updated February. 23, 2021 08:35

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今年の3.1節(独立運動記念日)を迎え、韓国内に保管されている太極旗(テグクキ=韓国の国旗)の中で最も古い「デニー太極旗」(写真)が、国立中央博物館で公開される。展示期間は23日から来月8日までの2週間。

この太極旗は、高宗(コジョン)が大韓帝国外交顧問だった米国人オーウェン・デニー(1838〜1900)に1890年に授けたものだ。デニーは1886年、清の李鴻章の推薦で大韓帝国の外交顧問になった後、清の不当な内政干渉を批判した。これにより、清の圧力で1890年に罷免され、本国に戻った。この時、高宗が彼にプレゼントしたのがデニー太極旗だ。

デニー太極旗は、横=263センチ、縦=180センチの大型で、赤色と青色の布を切り取って太極模様を作った。4卦の形や配置は現在の太極旗と同じだが、黒色ではなく青色になっている。デニーの子孫であるウィリアム・ラルストンが1981年、韓国政府に寄贈した。

現存する最も古い太極旗は、米スミソニアン博物館に所蔵されている「チュイ太極旗」だ。米国の公使を随行した米国人のチュイが1884年に入手して、本国に持ち帰ったという。


金相雲 sukim@donga.com