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ファイザーワクチン5万8500人分到着、27日から専門病院従事者に接種

ファイザーワクチン5万8500人分到着、27日から専門病院従事者に接種

Posted February. 27, 2021 08:11,   

Updated February. 27, 2021 08:11

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新型コロナウイルス感染症専門病院の従事者に接種されるファイザーワクチンが、26日、航空便で韓国に入った。食品医薬品安全処諮問機構は、ファイザーワクチンを16歳以上の青少年にも使用できるという意見を出した。

26日、防疫当局によると、オランダでファイザーワクチンを積んで出発した大韓(テハン)航空の定期貨物機・A333航空便が同日午前11時58分、仁川(インチョン)国際空港に着陸した。今回到着した物量は、国際ワクチン共有プロジェクト「コバックスファシリティ」を通じて政府が確保したワクチンのうち、初度物量5万8500人分だ。ファイザーワクチンは、使用直前まで氷点下70度の冷凍状態を維持しなければならない超低温流通・保管が必須であるため、該当ワクチンは温度調節コンテナに載せられた状態で到着した。

この日到着したワクチンは、すぐに5台のワクチン輸送車で運ばれた。該当車両はそれぞれ、国立中央医療院をはじめ、梁山釜山(ヤンサン・プサン)大学病院、光州朝鮮(クァンジュ・チョソン)大学病院、啓明(ケミョン)大学大邱東山(テグドンサン)病院、順天郷(スンチョンヒャン)大学天安(チョンさん)病院など中央・拠点予防接種センターに運送された。この量は27日、ソウルを皮切りに接種に入る。

食薬処の法廷諮問機構である中央薬事審議委員会は同日、ファイザーワクチンに対して使用許可を出してもいいと明らかにした。注目を集めた青少年へのワクチン接種については、「16歳以上の青少年の免疫反応は成人と違いがなく、成人の臨床試験資料を利用できる」と判断した。これを受け、高校生も接種が可能になっただけに、今後、防疫当局のワクチン接種計画に反映されると見られる。


金成圭 sunggyu@donga.com