三星(サムスン)電子、ポスコ、KB国民(クンミン)銀行、ロッテレンタカーなど韓国の50社余りの企業は、2030年までに社用車を100%電気車か水素車に変える。
3日、環境部によると、これらの企業は「韓国型無公害車転換100(K-EV100)」キャンペーンを通じて、会社が購入したりレンタルする車の全てを、段階的に無公害車に切り替える計画だ。EV100とは、2017年に国連総会で始まったキャンペーンで、コカコーラ、イケアなど様々なグローバル企業が参加している。
韓貞愛(ハン・ジョンエ)環境部長官は先月26日、東亜(トンア)日報との単独インタビューでK-EV100の推進状況を説明し、「企業が法人車両を無公害車に変えるのは、グリーン企業に転換する過程の一つだ」と強調した。韓長官は、「今月中に政府と参加企業の公式宣言を準備している」とし、「炭素中立に向けた輸送部門の変化が一段と早く進んでいる」と強調した。
現在、三星電子は約1800台、ポスコは約500台の法人車を運用している。政府は、参加企業にエコ法人車の購入補助金を優先的に支援する方針だ。これまでは、個人に優先的に支援され、法人が支援を受けるのは難しかったが、今年から補助金予算の40%が法人や機関向けに配分された。
カン・ウンジ記者 kej09@donga.com