今年米大リーグに進出した「ルーキー」キム・ハソン(26=サンディエゴ・パドレス)と梁玹種(ヤン・ヒョンジョン=33、テキサス・レンジャーズ)はレギュラーシーズン開幕戦の先発ラインナップに入れるだろうか。
キム・ハソンについては期待と懸念の声が同時に出ている。地元メディア「イーストビレッジタイムズ」は10日、「キム・ハソンはスピードとパワーをバランス良く持ち合わせた選手」とし、「10~15個の盗塁と外野手の間を横切る長打で相手チームを驚かせるだろう」と報じた。大リーグ公式サイト「MLB.Com」も、キム・ハソンが内野のバックアップとして開幕戦25人ロースター入りするだろうと予想した。
しかし、打撃の一部修正が必要という見方も出ている。同メディアは、「大リーグの早い直球に対処するためレッグキックと打撃タイミングの取り方などを改善しなければならない」と指摘した。
梁玹種に対する評価も分かれる。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレティック」は9日、「最初に開幕戦メンバーを予想した時はメジャーリーグ登板を100%確信したが、今はブルペンに残るのも難しそうだ」とし、「先発ローテに空白ができれば臨時先発で登坂できるだろう」と厳しい見方を報じた。反面、MLB.comは10日、梁玹種が左腕のブルペン投手として25人のロースターに入り、メジャーリーグに残留するだろうと予測した。
カン・ドンウン記者 leper@donga.com