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アストラワクチン、早ければ来週から65歳以上接種

アストラワクチン、早ければ来週から65歳以上接種

Posted March. 12, 2021 07:41,   

Updated March. 12, 2021 07:41

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早ければ来週から、療養病院・施設にいる65歳以上の患者と従事者も、アストラゼネカの新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)のワクチンを接種する。接種後の異常反応発生に備えて、いわゆる「ワクチン休暇」導入論議も始まった。

新型コロナ予防接種対応推進団は11日、アストラゼネカワクチンの高齢者接種を許可すると発表した。丁世均(チョン・セギュン)首相は同日、中央災害安全対策本部の会議で、「アストラゼネカワクチンの高齢層での効能を十分に立証する資料が英国で発表された」と明らかにした。これにより、 療養病院・施設内の65歳以上に対する接種が3月中に実施される。対象は約37万6000人。物量が確保されているので、同意の手続きさえ成立すれば、来週開始が可能だ。一般高齢者(約850万人)への接種は4月からだ。

アストラゼネカワクチンは、2月に導入された物量(78万5000人分)の他、3月末に34万5000人分(コバックスファシリティ)、5月の最終週から6月まで350万人分が追加される。防疫当局は、アストラゼネカワクチンの第1、第2次の接種間隔を8〜12週から10〜12週に調整した。「接種間隔が長いほど効果が高いという世界保健機関(WHO)の研究結果と、需給状況を考慮した措置だ。防疫当局は、ワクチンを打ってから筋肉痛や発熱などの異常症状が出ることを勘案して、接種後1、2日間休暇を与えることを制度化する案も検討している。

一方、「自律と責任」を基に集合禁止を最小化する社会的距離置きの見直し案は、下半期(7〜12月)に適用が可能とみられる。中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は、「上半期までは現在の距離置き体系に集中し、ワクチン接種を円滑に拡大することが重要だと判断する」と語った。


ユ・グンヒョン記者 キム・ソミン記者 noel@donga.com · somin@donga.com