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文大統領夫妻、23日にAZワクチン公開接種

文大統領夫妻、23日にAZワクチン公開接種

Posted March. 16, 2021 08:09,   

Updated March. 16, 2021 08:09

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人が23日、アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンを公開接種する。23日は65歳以上に対するアストラゼネカワクチン接種が始まる日で、大統領夫妻がまず接種し、国民の不安を払拭する狙いがある。

康珉碩(カン・ミンソク)大統領府報道官は15日、記者会見で、「大統領夫妻の予防接種は6月の英国での主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)に出席するためのもの」とし、「疾病管理庁の必須目的出国者の予防接種手続きに従った」と明らかにした。6月11日に予定されたG7サミットに韓国は招待されている。 

また「大統領夫妻が23日にワクチンを接種するのは、65歳以上の枠組みでまず接種することで、一部で提起される安全性、有効性の論議を払拭させるため」と説明した。大統領府関係者は、「アストラゼネのカワクチンはこれまで65歳未満を対象に接種したが、今回65歳以上も接種することになったことで、国民が不安に思うかもしれないため、大統領が先に接種することにした」とし、「時期を多少遅らせたり調整することもできたが、疾病管理庁が65歳以上に接種を開始する初日に接種することで日程を組んだ」と説明した。

アストラゼネカのワクチンは10~12週間隔で2回目の接種を行い、接種後、抗体形成まで2週間ほどかかる。6月の英国訪問前に抗体を形成するには、遅くても5月末までに2回目の接種を終えなければならない。文大統領のように公務上の国外出張、海外派兵、在外公館派遣など国益に直結する業務のために出国する人は、17日から第3四半期(7~9月)までに接種順序に関係なくいつでも接種を申し込める。


パク・ヒョモク記者 キム・ソヨン記者 tree624@donga.com · ksy@donga.com