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コロナで新作激減、映画館業界では「レトロ」ブーム

コロナで新作激減、映画館業界では「レトロ」ブーム

Posted March. 17, 2021 08:16,   

Updated March. 17, 2021 08:16

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1000万観客の「ブラザーフッド」か、アカデミー脚色賞受賞に輝く「マネー・ショート華麗なる大逆転」か。

新型コロナウイルス感染症の影響で、新作公開があまりない映画館業界では、それぞれ違う戦略で観客誘致に乗り出している。映画館業界では、かつて興行した韓国映画や過去のアカデミー賞受賞作を全面に出している。

CGVは17日から、韓国映画の再上映館「シグネチャーK」をオープンする。ここで今月公開される上映作品のテーマは、「韓国映画のルネサンスの始まり」だ。2000年代に韓国映画の「ルネサンス時代」を開いたと評価される「ブラザーフッド」(写真)と「共同警備区域JSA」を17日と24日からそれぞれ上映する。「ブラザーフッド」の場合、「実尾島(シルミド)」に続き、韓国映画では2番目に観客1000万人を動員した。キム・ホンミンCGV編成戦略チーム長は、「韓国映画の成長期といえる2000年前後の作品を、劇場で再び披露するために設けた企画だ」とし、「デジタルリマスタリング復元作業を通じて向上した画質と音質で映画を鑑賞できる」と説明した。

ロッテシネマは今年初めから、年間企画展「メモリーアバウトシネマ」を始めた。毎月新しいテーマを決め、それにふさわしい作品を紹介する企画展だ。1月の最初のテーマは「愛」だった。これを受け、「ラ・ラ・ランド」「ノッティングヒルの恋人」「アパートメント」「君の名は。」の4本が上映された。2月は「オスカー」をテーマに、「スポットライト、世紀のスクープ」「ムーンライト」「マンチェスター・バイ・ザ・シー」などを披露した。今月は「金」をテーマに、「マネー・ショート華麗なる大逆転」「マージンコール」「国家不渡りの日」「小公女」の4本を24日から同時上映する。


金哉希 jetti@donga.com