現代(ヒョンデ)自動車は8日、コンセプトカーとデザイン関連コンテンツを発表する「現代モータースタジオ釜山(プサン)」をオープンすると明らかにした。
釜山水営区(スヨング)に位置する現代モータースタジオ釜山は、ソウル、高陽(コヤン)、河南(ハナム)、北京、モスクワに次ぐ6番目の体験館となる。地上4階建ての延べ面積2397平方メートルの規模で、旧高麗(コリョ)製鋼鉄鋼工場の敷地に造成された。現代自は、ここに消費者に販売する量産車両を展示せず、未来のビジョンを示すコンセプトカーやアートコラボレーション車両など、デザイン基盤のコンテンツを中心に展示する計画だ。
現代自は、オープン記念として6月27日まで最初のデザイン展示プログラム「リフレクション・イン・モーション」を行う。また1975年に発売されたポニーを再解釈した「ヘリテージポニーシリーズ」、未来の電気自動車デザインの方向性を提示する「プロフェシー」なども見られる。
現代自側は、「デザインコンテンツを非首都圏にも広げるため、釜山にスタジオをオープンした」と明らかにした。
イ・サンフン記者 sanghun@donga.com