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「余ったワクチン」27日からネイバーとカカオ地図で予約可能

「余ったワクチン」27日からネイバーとカカオ地図で予約可能

Posted May. 15, 2021 08:12,   

Updated May. 15, 2021 08:12

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今後、町内の病院(委託医療機関)に残っているいわゆる「ノーショーワクチン」をリアルタイムで確認し、予約できるようになる。ノーショー(予約不履行)ワクチンとは、接種対象者の予約キャンセルで残った物量を意味する。

防疫当局は27日、65歳以上の新型コロナウイルスワクチンの接種開始に合わせて、リアルタイムでのオンライン予約システムを開通すると、14日明らかにした。同システムは、ネイバーやカカオなどの地図機能を活用できる民間フラットフォームが活用される。接種希望者が地図を通じて周辺の委託医療機関に余っているワクチンを確認後、すぐ予約するものだ。現在は、余ったワクチンの接種を希望する人が委託医療機関に訪問するか、電話をかけて予備リストに名前を載せている。先月から問い合わせや予約が殺到し、一部の委託医療機関は正常診療に支障を来たしている。

14日からは、アストラゼネカの第2次接種が始まっている。通常、2回目の接種から2週間ほど経てば、免疫が完全に形成されると見ているが、防疫当局は接種計画を考慮すれば、今年の秋夕(チュソク、陰暦8月15日の節句、9月21日)はマスク着用指針の緩和が可能だろうと見込んでいる。權埈郁(クォン・ジュンウク)中央防疫対策本部副本部長は、同日のブリーフィングで「まだ予断は難しい」とし、「少なくとも秋夕時の接種完了程度によって、まずは屋外から(マスク指針の解除を)進めることができるだろう」と明らかにした。

韓国内での集団免疫の実現は、2023年12月に可能だろうという見方も出ている。国会立法調査処が14日、最大野党「国民の力」の尹斗鉉(ユン・ドゥヒョン)議員に提出した報告書によると、現在1日平均7万8236回の接種を行っている韓国は、人口の75%に接種するのに2年7カ月かかると予測された。これに対して疾病管理庁は、「今月末から接種力量が大幅に拡大されるだけに、最近の1日の接種件数を基にした予測は正しくない」と説明した。


イ・ジウン記者 ユ・ソンヨル記者 easy@donga.com · ryu@donga.com