防弾少年団(BTS)が今年「ビルボードミュージックアワーズ」で4冠に輝き、米3大大衆音楽授賞式で多冠となった。彼らは2019年にビルボードミュージックアワードで2部門を、アメリカンミュージックアワードで3部門を受賞している。
BTSは23日(現地時間)、米ロサンゼルスのマイクロソフトシアターで行われた授賞式で、「トップセリングソング」「トップソングセールスアーティスト」「トップデュオ・グループ」「トップソーシャルアーティスト」部門のトロフィーを獲得した。2019年に本賞の「トップデュオ・グループ」を受賞後、今回は本賞のうち「トップデュオ・グループ」はもちろん「トップソングセールスアーティスト」と「トップセリングソング」を受賞し、米主流音楽市場に明確な足跡を残した。
BTSは、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)のため、韓国から動画出演し、受賞の感想を述べた。「トップセリングソング」の受賞者と呼ばれた後、リーダーRMは英語で「このように意味のある部門の受賞者になって本当に光栄だ。私たちは『ダイナマイト』を通じて皆と一緒に新鮮なエネルギーを分かち合いたいと思っており、これを成し遂げたという証拠はこの賞だと思う」と述べた。
新曲「バター」の舞台公演も、この授賞式を通じて初公開された。ソウルで収録した映像の中で、BTSのメンバーらは控え室で鏡を見るシーンからスタートし、舞台セットや授賞式のレッドカーペットを行き来しながら、群舞や歌を披露した。
ビルボード・ミュージック・アワードは、アメリカン・ミュージック・アワード、グラミー・アワードと共に米3大ポップ授賞式だ。ビルボード・ミュージック・アワードは、1年間ビルボードチャートの成績を基に受賞者を決定する。BTSの場合、「ダイナマイト」が昨年、ビルボードシングルチャートで3週連続で1位となり、愛され続けてきたのが功を奏した。
BTSは、2017年ビルボードミュージックアワードでファン投票で決まる「トップソーシャルアーティスト」部門を受賞し、この賞の受賞者として登場した。その後、ビルボードミュージックアワードとアメリカンミュージックアワードの祝賀ステージで「DNA」「Fake Love」「Boy with Luv」などを披露し、地元の有名アーティストたちと肩を並べた。BTSはビルボード・ミュージック・アワード「トップソーシャルアーティスト」部門の場合、今年まで5連続で制覇し、独自のソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)とファンの火力を立証した。
イム・ヒユン記者 imi@donga.com