BTSの「バター」が、ビルボードのシングルチャートで3週連続1位を記録した。BTSの曲がこのチャートで3週連続首位に立ったのは今回が初めてだ。
昨年発表した初の英語曲「ダイナマイト」は、発売1週目と2週目に連続してトップに立った後、2週間で2位に下がり、5週目に再び1位となり、計3週間1位を記録した。これでBTSはこのチャートで、「Life Goes On」などの曲で通算8回目の1位を達成した。
BTSは、公式ツイッターアカウントに、「3週連続ビルボード1位という信じられない大記録を作ってくれたアーミーの皆さん、 本当にありがとうございます」と明らかにした。メンバーのシュガは、ファンコミュニティプラットフォーム・ウィバースに、「3週間1位とは、すべてアーミーのおかげです…。感激、また感激」と書き込んだ。
「バター」は、音源のダウンロード件数で他の曲を圧倒した。ビルボードによると、集計期間の4~10日に「バター」の音源ダウンロードは13万8400件、ストリーミング回数は1540万回だった。今回の集計には先月末から今月初めにかけてBTSが発表した「バター」の3種類のリミックスバージョンの販売枚数が反映された。リミックスバージョンは割引価格(69セント)で販売された。
BTSに押されて3週連続2位となった米ポップ界の新星オリヴィア・ロドリゴの「good 4u」は、ストリーミング回数で4210万回と「バター」を大きく上回ったが、ダウンロード件数(1万1100件)は「バター」の12分の1にとどまった。
BTSの破竹の勢いは、デビュー8周年(今月13日)とも重なった。所属事務所のビックヒットミュージックは13日と14日、オンラインストリーミングで開かれたファンミーティング「BTS2021MUSTER小宇宙」を、195カ国と地域で133万人が視聴したと15日明らかにした。
ビックヒットミュージックは来月9日、「バター」を収録した実物シングルCDを出す。この日はファンの名前である「アーミー」が名付けられた日でもある。
イム・ヒユン記者 imi@donga.com