韓国男子テニスのホープ、クォン・スンウ(唐津市庁=24)が韓国選手としては13年ぶりに五輪の舞台に立つ。
大韓テニス協会は23日、「国際テニス連盟(ITF)からクォン・スンウの東京五輪男子シングルス出場を確認する連絡を受けた」と発表した。これでクォン・スンウは2008年北京五輪の李亨沢(イ・ヒョンテク=45、引退)以来、初めて五輪テニスに出場する韓国人選手となった。
世界ランキング77位のクォン・スンウは、上位56人まで与えられる五輪シングルス出場権を確保できなかったが、待機選手だったため、上位ランキング選手が負傷などで欠場し、出場権を得た。
クォン・スンウは同日、英イーストボーンで行われた男子プロテニス(ATP)ツアー・バイキング・インターナショナルのシングルス2回戦で、マートン・フチョビッチ(49位=ハンガリー)を2-1(7-6<7-4>、6-7<4-7>、6-3)で下し、ベスト8入りした。クォン・スンウは28日、英国ロンドンで開幕する四大大会のウィンブルドンにも出場する。
李憲宰 uni@donga.com