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現代自動車、社内有望スタートアップ3社を分社

現代自動車、社内有望スタートアップ3社を分社

Posted July. 05, 2021 08:06,   

Updated July. 05, 2021 08:06

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現代(ヒョンデ)自動車グループは4日、有望な事業アイデアを保有している社内スタートアップ3社を分社したと明らかにした。

独立したスタートアップはディフォン、オートエル、データモンドだ。これらの会社はそれぞれ日差しの量をユーザーが調節するスマート窓フィルム、自律走行用高解像度ライダー、顧客が主導する簡単で便利なポイントサービスを開発して事業化を進めている。現代自グループは、これらの事業を自動車はもとより、様々な領域へと応用できると見て業務協力を進める方針だ。

ディフォンの「透過率可変ウィンドウ(窓)フィルム」は独自の技術で開発され、車両だけでなく建物にも使える。施工が便利で価格競争力が高いうえ、有害紫外線の遮断や省エネ効果もある。オートエルのライダーは、従来のライダーよりサイズを小さくし、周辺環境をより精密に認識できるので、車両の取り付けに容易である。今後、過酷な条件での性能検証を終え、自動車メーカーへの供給を推進する。データモンドの顧客参加型ポイントプラットフォーム「ポイントモンスター」は、加盟店に登録されていないところでも顧客の提案で1分以内に提携でき、顧客確保に役立つものとみられる。

現代自グループは、2000年から社内スタートアップ育成プログラムを通じて、これまで58チームを選抜し、昨年は10社を含めた25社を分社した。


徐亨錫 skytree08@donga.com