Go to contents

現代ロテム、タンザニアに初の電気鉄道車両を供給

現代ロテム、タンザニアに初の電気鉄道車両を供給

Posted July. 07, 2021 08:56,   

Updated July. 07, 2021 08:56

한국어

現代(ヒョンデ)ロテムは6日、タンザニアに3354億ウォン相当の鉄道車両を供給すると発表した。

今回受注した事業は、電動車80両と電気機関車17両の製作納入で、2024年まで現地に供給される。タンザニア政府が70億ドルをつぎ込んで建設を進めている長さ546キロの鉄道路線で運行される。

今回の物量は、これまでディーゼル列車のみ運行してきたタンザニアで、初めてお目見えする電気鉄道車両だ。現在時速30~40キロ水準の既存の老朽鉄道に代わって、最高時速160キロで運行し、地元の旅客と貨物運送に役立つものと予想される。列車1編成(1編成は1台)当たり8両で構成され、一度に約590人が乗ることができる。

タンザニア政府は今回の事業を含め、計1219キロの鉄道路線を現代化する事業を進めており、現代ロテムの追加受注も期待される。これに先立って、現代ロテムは2016年にチュニジア、2017年にエジプトを皮切りに、アフリカ鉄道市場で着実に事業を拡大している。今年4月はエジプト政府と現地の鉄道車両製作会社「NERIC」と840両規模の電車納品関連業務協約(MOU)を交わし、エジプト鉄道信号の現代化事業を契約した。

現代ロテムの関係者は、「タンザニア初の電気鉄道車両であるだけに、事業遂行に成功するよう最善を尽くし、今後の追加受注の可能性も高めたい」と語った。


徐亨錫 skytree08@donga.com