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柳賢振が7奪三振で今季8勝目、前期最後の登板

柳賢振が7奪三振で今季8勝目、前期最後の登板

Posted July. 09, 2021 08:31,   

Updated July. 09, 2021 08:31

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「この最近で一番良い制球だったと思う」

大リーグ、トロント・ブルージェイズの「ブルーモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン=34)が8日、今季8勝目(5敗)を挙げて口にした言葉だ。柳賢振は同日、メリーランド州にある敵地オリオールズ・パーク・アット・カムデン・ヤーズで行われたボルチモア・オリオールズ戦に先発登板し、5回を投げ5安打2四球7奪三振1失点を記録し、チームの10-2の勝利をけん引した。今季17試合目で前期最後の先発登板で、防御率も3.65から3.56に下がった。

暑さのため、柳賢振は投球する前は毎回汗を拭いたが、制球には乱れがなかった。柳賢振は、この日投げた86球のうち56球がストライク判定を受けた。大リーグ公式ホームページ「MLB.com」も「ストライクゾーンのぎりぎりを攻略するカット・ファスト・ボール(カッター)が効果的だった」と評価した。

普段、武器にしていたチェンジアップの代わりに、速球で勝負するところも印象的だった。同日、柳賢振の速球の最高球速は約149キロで、平均球速も146キロとシーズン平均(144キロ)より速かった。速球が42球で全体投球の半分を占めた。2ストライクの後はチェンジアップ(18個)、カッター(16個)、カーブ(8個)、シンカー(2個)など多様な球種を織り交ぜ、凡打と三振を誘導した。

トロントのチャーリー・モントーヨ監督は、「柳賢振は失った最高のチェンジアップとカッターを取り戻し、投げたいところに投げ込んだ」とし、「チームが前期を終えて休養期に入る前に完璧な結果を作り出した」と称賛した。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com