シャットダウンに証券市場も動揺、外国人と機関が2兆ウォンの売り越し
Posted July. 10, 2021 07:44,
Updated July. 10, 2021 07:44
シャットダウンに証券市場も動揺、外国人と機関が2兆ウォンの売り越し.
July. 10, 2021 07:44.
by キム・ヒョンミン記者 イ・サンファン記者 kalssam35@donga.com,payback@donga.com.
新型コロナウイルス感染症の「第4次大流行」が始まった中、総合株価指数(コスピ)が1%以上下落した。対ドルウォン相場も3日間で1ドル=19ウォン以上ウォン安ドル高が進み、1ドル=1150ウォン台に迫った。首都圏の「社会的距離確保」が第4段階に格上げされれば、回復しつつあった消費が萎縮しかねないという懸念が市場に影響を与えたものと見られる。9日、コスピは前の営業日より34.73ポイント(1.07%)安の3217.95で取引を終えた。コスピは同日、取引中一時2%近く下落し、3200ポイントを割り込んだ。外国人と機関がそれぞれ1兆3337億ウォンと5085億ウォンを売り越した。外国人の売り越し規模は5月13日(1兆4343億ウォン)以来最大規模だ。個人は同日も、1兆8014億ウォン分を買い越して市場を支えた。個人は3日連続で1兆ウォン以上を買い越した。外国人の株売りが続き、対ドルウォン相場は前営業日(1ドル=1145.0ウォン)より4.1ウォン安ドル高の1ドル=1149.1ウォンで取引を終えた。同日まで3営業日間上昇の勢いが続き、1ドル=19.4ウォン・ウォン安ドル高が進んだ。同日、金融市場では新型コロナの第4次大流行で景気回復を巡る期待感が委縮しかねないという懸念が提起された。ハイ投資証券のパク・サンヒョン研究員は、「社会的距離置きの格上げで、回復の火種が生き返った内需、特にサービス業の景気が打撃を受けるだろう」とし、「大流行期間が長くなりかねないという市場の懸念も高まっている」と指摘した。ただ、長期的な観点から、今回の拡大が昨年初頭の第1次拡大の時のように、証券市場の暴落にはつながらず、短期的衝撃に止まりかねないという見方も出ている。昨年夏の第2次大流行の局面で、コスピの調整幅は6%ぐらいだった。昨年末の第3次流行の際、証券市場は上昇の流れを見せた。証券市場の一部では、新型コロナの拡大で金利引き上げの時期が見送られる可能性があるという点が、かえって証券市場に好材料になる可能性もあるという分析も出ている。信栄(シンヨン)証券リサーチセンター長のキム・ハクギュン氏は、「株式市場の上昇をけん引した主なエンジンは低金利だった」とし、「第4段階の社会的距離確保措置などは実物景気には悪材料だが、最近出ていた金利引き上げの懸念は静まる可能性がある」と指摘した。前日、米証券市場もデルタ変異ウイルスの拡大で世界的な景気回復が遅くなりかねないという懸念が出て下落した。8日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所でダウ指数とスタンダード・アンド・プアーズ500、ナスダック指数の3大株価指数はいずれも下落した。ダウ指数は前日より0.75%安の34421.93、スタンダード・アンド・プアーズ500指数は0.86%安の4320.82、ナスダック指数は0.72%安の14559.78で取引を終えた。アジアの証券市場も影響を受けた。中国上海総合指数は、9日午後2時基準で前日終値比0.14%安の3520.68で、深セン総合指数は0.31%安の14836.99で取引されている。米外国為替仲介会社オアンダのエドワード・モヤ先任研究員はニューヨークタイムズに、「世界に新型コロナウイルスが再び広がり、下半期の経済は予想ほど回復できないという懸念が高まっている」と指摘した。
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新型コロナウイルス感染症の「第4次大流行」が始まった中、総合株価指数(コスピ)が1%以上下落した。対ドルウォン相場も3日間で1ドル=19ウォン以上ウォン安ドル高が進み、1ドル=1150ウォン台に迫った。首都圏の「社会的距離確保」が第4段階に格上げされれば、回復しつつあった消費が萎縮しかねないという懸念が市場に影響を与えたものと見られる。
9日、コスピは前の営業日より34.73ポイント(1.07%)安の3217.95で取引を終えた。コスピは同日、取引中一時2%近く下落し、3200ポイントを割り込んだ。外国人と機関がそれぞれ1兆3337億ウォンと5085億ウォンを売り越した。外国人の売り越し規模は5月13日(1兆4343億ウォン)以来最大規模だ。個人は同日も、1兆8014億ウォン分を買い越して市場を支えた。個人は3日連続で1兆ウォン以上を買い越した。外国人の株売りが続き、対ドルウォン相場は前営業日(1ドル=1145.0ウォン)より4.1ウォン安ドル高の1ドル=1149.1ウォンで取引を終えた。同日まで3営業日間上昇の勢いが続き、1ドル=19.4ウォン・ウォン安ドル高が進んだ。
同日、金融市場では新型コロナの第4次大流行で景気回復を巡る期待感が委縮しかねないという懸念が提起された。ハイ投資証券のパク・サンヒョン研究員は、「社会的距離置きの格上げで、回復の火種が生き返った内需、特にサービス業の景気が打撃を受けるだろう」とし、「大流行期間が長くなりかねないという市場の懸念も高まっている」と指摘した。
ただ、長期的な観点から、今回の拡大が昨年初頭の第1次拡大の時のように、証券市場の暴落にはつながらず、短期的衝撃に止まりかねないという見方も出ている。昨年夏の第2次大流行の局面で、コスピの調整幅は6%ぐらいだった。昨年末の第3次流行の際、証券市場は上昇の流れを見せた。
証券市場の一部では、新型コロナの拡大で金利引き上げの時期が見送られる可能性があるという点が、かえって証券市場に好材料になる可能性もあるという分析も出ている。信栄(シンヨン)証券リサーチセンター長のキム・ハクギュン氏は、「株式市場の上昇をけん引した主なエンジンは低金利だった」とし、「第4段階の社会的距離確保措置などは実物景気には悪材料だが、最近出ていた金利引き上げの懸念は静まる可能性がある」と指摘した。
前日、米証券市場もデルタ変異ウイルスの拡大で世界的な景気回復が遅くなりかねないという懸念が出て下落した。8日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所でダウ指数とスタンダード・アンド・プアーズ500、ナスダック指数の3大株価指数はいずれも下落した。ダウ指数は前日より0.75%安の34421.93、スタンダード・アンド・プアーズ500指数は0.86%安の4320.82、ナスダック指数は0.72%安の14559.78で取引を終えた。アジアの証券市場も影響を受けた。中国上海総合指数は、9日午後2時基準で前日終値比0.14%安の3520.68で、深セン総合指数は0.31%安の14836.99で取引されている。米外国為替仲介会社オアンダのエドワード・モヤ先任研究員はニューヨークタイムズに、「世界に新型コロナウイルスが再び広がり、下半期の経済は予想ほど回復できないという懸念が高まっている」と指摘した。
キム・ヒョンミン記者 イ・サンファン記者 kalssam35@donga.com · payback@donga.com
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