第20代大統領選予備候補登録初日の12日、与党「共に民主党」では、李洛淵(イ・ナクヨン)前代表と丁世均(チョン・セギュン)前首相、野党では尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検事総長と「国民の力」の劉承旼(ユ・スンミン)元議員が候補登録を終えた。大統領選予備候補登録が始まり、政界が本格的な大統領選政局に突入した。
中央選挙管理委員会は、大統領選予備候補者登録の届け出を大統領選240日前の今月12日から来年2月12日まで受け付ける。李氏と丁氏など前日に予備選挙(カットオフ)を終えた与党候補の一部は、代理人を通じて予備候補登録を終えた。
与党大統領選候補の1人である李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事は、ひとまず知事職を維持し、「共に民主党」の党内選に参加する予定だ。国会議員は辞職しなくても立候補できるが、李知事のように現職の地方自治団体首長など公務員は、予備候補に届け出るには辞職しなければならない。李知事は、党候補が確定した後、選挙90日前の12月9日までに知事を辞任し、候補登録をするものとみられる。
尹氏も同日、李錫駿(イ・ソクチュン)元国務調整室長を通じて予備候補登録をした後、「公正と常識が正しく通用する大韓民国を国民と共に作っていく」とし、「国民が主人である国を作る」というメッセージを出した。劉氏も、「時代の問題を解決する有能な大統領になる」と明らかにした。
予備候補に登録した人は、後援会を設置でき、大統領選費用の制限額(513億900万ウォン)の5%である25億6545万ウォンまで献金を受けることができる。また、選挙事務所を設置して10人以内の有給選挙事務員を選任することができ、選挙運動用の名刺の配付やたすきの着用など一部の選挙運動も可能だ。予備候補は預託金として6千万ウォンを納めなければならない。
チョン・ジュヨン記者 イ・ユンテ記者 aimhigh@donga.com · oldsport@donga.com