グループ防弾少年団(BTS)がコールドプレイ、エド・シーランなど世界的な歌手たちと一緒に大規模なグローバルライブ舞台に立つ。
13日(現地時間)、バラエティーなどの外信によると、米ニューヨークに本部を置く国際慈善団体グローバルシチズンは、新型コロナウイルス感染症や気候変動などの世界的危機を一緒に克服しようという趣旨で開催する「グローバルシチズンライブ」に、BTSが参加すると明らかにした。今年9月25日に開かれる公演は、ソウルを始め、ニューヨークや英ロンドン、ナイジェリア・ラゴス、ブラジル・リオデジャネイロの6大陸の主要都市で、24時間ライブで行われる。米ABCや英BBCなど世界の主要放送局やユーチューブ、ツイッターなどのソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を通じて生中継される予定だ。
今回のイベントには、BTSを含む多様なジャンルのミュージシャンが大勢参加する。コールドプレイ、メタリカ、デュランデュラン、ビリー・アイリッシュ、リゾ、ショーン・メンデス、アッシャー、アンドレア・ボチェリ、エド・シーランなど数十人の有名歌手とバンドが舞台に立つ。グローバル・シチズンのヒュー・エバンス最高経営者(CEO)は、「BTSは世界で最も偉大なアーティストの一人だ」とし、「彼らはこれまでの活動で多くの人にインスピレーションを与えるなど、影響力を与えている」と述べた。
最近、新型コロナの変異株が流行っているが、主催側はニューヨークのセントラルパークなど、一部のイベント会場に観客数万人を収容する案を検討している。エバンス氏は、「全世界から聴衆が集まると予想される。セントラルパークには6万人が集まると予想される」と明らかにした。
グローバルシチズンは、2008年に設立された非営利団体で、世界の貧困撲滅を目標にしている。昨年4月もローリング・ストーンズ、ビリー・アイリッシュなど世界的なスターが自宅で部屋着姿で「無観客コンサート」を開くなど、新型コロナの克服のためのオンライン合同コンサートを開いた。
孫孝珠 hjson@donga.com