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ブラジル大統領、しゃっくり止まらず入院

ブラジル大統領、しゃっくり止まらず入院

Posted July. 16, 2021 08:26,   

Updated July. 16, 2021 08:26

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ブラジルのボルソナロ大統領(66)が10日間、しゃっくりが止まらず、病院に入院し、緊急手術を受ける可能性があると、米紙ニューヨーク・タイムズなどが14日付で報じた。

同紙によると、同日午前4時頃、ボルソナロ氏は腹痛を訴え、首都ブラジリアの軍病院に搬送され、検査を受けた。大統領室は、「追加検査のためにサンパウロの病院に搬送された。検査の結果によって手術を受ける可能性もある」と明らかにした。

医療陣は、ボルソナロ氏の症状が、小腸や大腸の一部が詰まって食べ物やガスなどが腸を通過できない腸閉塞によると見ている。ボルソナロ氏は2018年、大統領選挙の遊説中に暴漢に凶器で腹部を刺されて臓器を損傷し、これまで数回手術を受けた。ボルソナロ氏が今回手術を受ければ、7回目だとAFP通信は伝えた。アンソニー・レンボ医師は、「激しいしゃっくりは手術が必要な腸閉塞症状の一つで、腸の一部を切除しなければならない可能性もある」とAP通信に説明した。

 

ボルソナロ氏は同日、インスタグラムに上半身裸で検査装備を付けて横になっている写真を載せ、「先の選挙遊説での襲撃事件以来、またも挑戦を経験することになった。すぐ戻ってくる」と書いた。ボルソナロ氏は7日、ラジオのインタビュー中、聴き難くて申し訳ないとし、「もう5日間、24時間ずっとしゃっくりをしている。最近、歯科インプラントの手術のために服用している薬品が原因かもしれない」と話した。

来年の大統領選で再選を狙うボルソナロ氏は、新型コロナウイルスの感染対策の不備で支持率が下がっており、弾劾要求デモも相次いでいる。新型コロナウイルスを「軽いインフルエンザ」と述べたボルソナロ氏は、昨年7月に感染して回復した。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com