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米CDC所長「デルタ型感染力、私が知る中で最も強い」

米CDC所長「デルタ型感染力、私が知る中で最も強い」

Posted July. 24, 2021 08:15,   

Updated July. 24, 2021 08:15

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米国内で新型コロナウイルスの変異株「デルタ型」の感染が急速に拡大し、「パンデミックのさらなる重大局面」という警告が出ている。

米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は22日(現地時間)、記者会見で、「20年間の私の経験から見て、デルタ型は私が知る最も感染力が強い呼吸器ウイルス」とし、このように警告した。また、「デルタ型は他の変異ウイルスよりも攻撃的で、感染力がはるかに強い」とし、「米国はまだ(新型コロナの)森から抜け出せていない」と述べた。米CNBC放送は同日、デルタ型に感染した感染者の鼻腔で変異前のものより1千倍も多くのウイルスが確認されたという最近の研究結果を紹介した。

現在、米国では新型コロナ新規感染者5人のうち4人がデルタ型の感染者であるほどウイルス感染が拡散している。米国内の新型コロナ感染者は同日4万1400人で、再び4万人を超えた。2週間前に比べて195%の増加だ。死亡者は607人で42%、入院患者数も46%増加した。米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は、「これは私たちが望んだ方向ではない」とし、「(感染拡大を防ぐために)私たちはもっと多くのことをしなければならない」と述べた。これに先立ち21日、世界保健機関(WHO)は、デルタ型がこれまで124ヵ国で報告され、数ヵ月内に世界を支配する変異株になると指摘した。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com