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韓米合同軍事演習、延期せず第2週から「縮小実施」

韓米合同軍事演習、延期せず第2週から「縮小実施」

Posted August. 02, 2021 08:36,   

Updated August. 02, 2021 08:36

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下半期の韓米合同軍事演習が、今月第2週から規模を縮小して実施される予定だという。韓国と北朝鮮の通信連絡線が復旧し、南北対話の再開に向けて政府内では演習の延期・中止の必要性が提起されたが、ひとまず演習を予定通り実施することで韓米軍当局が方向性を定めた。

1日、複数の政府筋によると、韓米当局は10~13日の事前演習となる危機管理参謀演習(CMST)を皮切りに、16~26日に本演習を実施するための準備手続きに入った。演習の正常化による態勢の点検を重視する米国側に対し、韓国政府は南北関係などを総合的に考慮して今年上半期規模の水準で演習を縮小実施する立場を伝えた。これに両国が共感したという。消息筋は、「国家安全保障会議(NSC)で演習関連の議論が進行中」とし、「NSCが最終決定するまで予定通り演習実施を準備し、韓米軍当局が細部の計画を協議していく」と伝えた。軍当局は、本演習開始前日の15日に公式発表をするものとみられる。

文在寅(ムン・ジェイン)政府が積極的に推進してきた戦時作戦統制権(戦作権)の移管に向けた2段階完全運用能力(FOC)の検証は「予行演習」だけ行われるという。米国側が昨年に続き今回の演習でも本格的なFOCの検証実施が難しいという意向を明らかにし、任期内の戦作権移管が難しくなったとみられている。


崔智善 aurinko@donga.com